ハワイでの日々
ホノルル国際空港にてプライベートライセンス取得のための教習を受けています。 ハワイの強烈な太陽の下、透明な空気の中で見る風景には地球の大きさを感じさせてくれる何かがあるように思えます。 飛行中は常に集中力、判断力を要求され。普段からボーとしがちな私には大変厳しいものですが、やりがいを感じています。 飛行機は思っていた以上に安定性が高い印象を受けます。逆に自分が操作しても飛行機は安定な方へと姿勢を戻したがる意思を持っているかの様に感じられます。 操縦を習い始めのうちは、この安定性の感覚がつかめないので絶えず操縦桿を細かく操作してしまいますが飛行機の挙動が分かってくれば楽に操作ができるようになります。 一番難しいのは着陸時の操作です。常にエアスピードを気にしていなければならないし、初めのうちはフレアのタイミングがつかめず苦労しましたが、滑走路の遠くの端を見るようにすると不思議と高さの感覚がつかめるようになります。 もっともこの感覚はしばらく飛行していなかったり体調が悪かったりするとすぐに忘れてしまうので注意が必要です。 英語での交信も苦労します。初めは全く聞き取れないのですが、交信を録音したテープを何回も聴いているうちに耳が慣れて来るから不思議です。 ジャンボが飛び交う国際空港で英語の下手な外国人である自分が飛行していていいのだろうかと気が引けてしまいます。しがし、送信ボタンを押して自分のしたいこと(intention)を告げるとできる限りそれを叶えてくれる管制官の存在に有難さを感じます。 Washin airのスタッフはとても熱心に教えてくれます。熱心すぎてどなられることもしばしばです。それにしてもどなっている間でも管制官の声だけは聞いているのには驚きます。 この地に来ていっしょに学ぶ飛行仲間(非行仲間じゃないです)がいて冗談を言い合えることは嬉しいことです。一日を終えてスタッフや仲間と飲む酒の味は格別です。 MAUI LANGUAGE INSTITUTE(語学留学しました) |
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